☆エリスの備忘録

個人的に読み返すための備忘録。一応公開用。

🔷辞書 8

もがりぶえ【虎落笛】
冬の激しい風が竹垣や柵などに吹きつけて発する笛のような音。《季 冬》

もがり【虎落】
《語源未詳。中国で粗い割り竹を組んで作った垣をいう「虎落」の用字を転用したもの》
竹を筋違いに組み合わせ、縄で結び固めた柵や垣根。
特に紺屋で、枝つきの竹を立て並べ物を掛けて干すもの。

サッフォー【Sapphō】
(前612ころ~)
ギリシャの女流詩人。
レスボス島生まれ。率直で簡明な作風の叙情詩・恋歌などは、後世まで永く愛好された。
貴族の娘たちに詩や音楽を教えていたことから、同性愛、失恋による自殺などの伝説が生じた。
アフロディテ頌歌」など完全な作品2編のほか、多くの断片が残存。

ランカー【ranker】
地位・順位を占める人。特にスポーツなどで実力の順位を表すランキング表に名前が載っている選手。

エンハンスメント【enhancement】
高めること。強化すること。

ソリッド【solid】
固体。また、固体状であるさま。
堅固なさま。硬質であるさま。

フォーマット【format】
書式。仕様。コンピュータで初期化。

プロット【plot】
物語の筋。しくみ。
観測値などを点でグラフに描き入れること。

たまゆら【玉響】
少しの間。ほんのしばらく。
玉がゆらぎ触れ合うことのかすかなところから、
「しばし」「かすか」の意味に用いられた。

あおしぐれ【青時雨】
青葉の木立から落ちる水滴を、時雨に見立てた語。《季 夏》

しょうりょ【焦慮】
あせって苛立つこと。いらいらと気をもむこと。焦心。

つとに【夙に】
ずっと以前から。早くから。朝早く。

さいてきかい【最適解】
最も適した答え。現状から最適と考えられる解答。

きけつ【帰結】
最終的にある結論・結果に落ち着くこと。また、その結論・結果。
《consequence》哲学で、ある事柄を原因または理由として、そこから結果として出てくる事態。また、仮定もしくは前提から推論によって導き出される結論。⇔理由。

【鰯の頭も信心から】
イワシの頭のようなつまらないものでも信心する人には尊く思われる。物事をかたくなに信じる人を揶揄するときなどにもいう。

かんがい【灌漑】
農作物の生育に必要な水を、水路を引くなどして供給し、耕作地をうるおすこと。

シシュフォス【Sisyphos】
ギリシャ神話で、狡猾なコリントスの王。ゼウスの怒りにふれ、死後、地獄に落とされて大石を山頂まで押し上げる罰を受けたが、大石はあと一息のところで必ず転げ落ちたという。シジフォス。シーシュポス。

【シジフォスの神話】
《(フランス)Le Mythe de Sisyphe》
カミュによる哲学的エッセー。ギリシャ神話のシジフォス(シシュフォス)の物語を題材に、自身の不条理の哲学を展開したもの。

デベロッパー【developer】
《「ディベロッパー」とも》
開発者。開発業者。
ソフトウエアの製作者。
大規模に宅地造成を行う企業体。宅地開発業者。都市開発業者。

パターナリズム【paternalism】
父親的干渉。温情主義。父権主義。

とうかこうかん【等価交換】
価格や価値の等しい物どうしを交換すること。

ごびゅう【誤謬】
まちがえること。まちがい。

りげん【俚言】
俗間に用いられる言葉。里人の言葉。
俗言。俚語。→雅言

あだな【渾名/綽名】
《「あだ」は他・異の意》
本名とは別に、その人の容姿や性質などの特徴から他人がつける名。ニックネーム。あざな。

きっきん【喫緊/吃緊】
差し迫って重要なこと。緊要。

ひょうせつ【剽窃
他人の作品や論文を盗んで、自分のものとして発表すること。

えんまく【煙幕】
戦争で、敵の目をさえぎって、味方の状態をかくすために、幕のように広く放散させる煙の層。
転じて、うまく言って相手に真意をとらえさせないこと。

じっこん【昵懇】
《「昵」は、なれしたしむ意》
親しく打ち解けてつきあうこと。懇意。

きょうとうほ【橋頭堡】
橋のたもとに構築する陣地。
渡河や上陸作戦のとき、上陸地点に確保し、その後の作戦の足場とする拠点。
事に着手する足がかり。よりどころ。