☆エリスの備忘録

個人的に読み返すための備忘録。一応公開用。

🔷辞書 4

アンファンテリブル【enfant terrible】
《おそるべき子供たちの意で、コクトーの小説の題名から》
子供ゆえの無邪気さと残忍性とで大人を恐れさせるような、早熟な子供のこと。

オブリビオンoblivion
忘れられていること。
忘却、忘我、無意識状態。
《法律》恩赦、大赦

パトス【(ギリシャ)pathos】
アリストテレス倫理学で、欲情・怒り・恐怖・喜び・憎しみ・哀しみなどの快楽や苦痛を伴う一時的な感情状態。情念。⇔エートス

エートス【(ギリシャ)ēthos】
アリストテレス倫理学で、人間が行為の反復によって獲得する持続的な性格・習性。⇔パトス。
一般に、ある社会集団・民族を支配する倫理的な心的態度。

トルソー【torso(イタリア)】
頭部や四肢のない胴体だけの彫像。トルソ。

フェティシズム【fetishism】
特定の人造物や自然物を超自然的な力をもつものとして崇拝すること。呪物(じゅぶつ)崇拝。 異常性欲の一つ。異性の髪・下着・衣類・装身具などに執着し、それによって性的快感を得ること。フェチ。

フェニックス【phoenix
エジプト神話の霊鳥。500~600年ごとに香木を燃やしてわが身を焼き、その灰の中から幼鳥の姿となって生き返るという。不死鳥。

バルビゾン派
一九世紀中頃のフランス風景画家のグループ。テオドール=ルソー、コロー、ミレーなど。
パリ近郊のバルビゾン(Barbizon)に住んでフォンテーヌブローの森などを描いた。フォンテンブロー派。

ひねもす【終日】
朝から晩まで。一日中。
《春の海 終日のたり のたり哉 与謝蕪村

ちょうしんそうく【長身痩躯】
背丈が高く体つきが痩せていること。
「痩躯長身」。

けんぞく【眷属・眷族】
一族。親族。更に広く、郎党、従者。

ちしつ【知悉】
知り尽くすこと。詳しく知っていること。

きしねんりょ【希死念慮
死にたいと願うこと。
自殺願望と同義ともされるが、疾病や人間関係などの解決しがたい問題から逃れるために死を選択しようとする状態を「自殺願望」、具体的な理由はないが漠然と死を願う状態を「希死念慮」と使い分けることがある。

まこ【真弧】
主に遺跡発掘現場において使用される出土品を測定するための計測器である。 大小さまざまな大きさの物が存在するが、長さが均一な棒状の部位が並列に並べられている形状が一般的である。

かんわ【閑話】
静かに話をすること。むだ話をすること。

かんわきゅうだい【閑話休題
話を余談から本筋にもどすときに使うことば。

なまくら【鈍】
刃物の切れ味が悪いこと。また、その刃物。 体力が弱いこと。 怠けてばかりいて、だらしがないこと。

しゅろ【棕櫚】
直立した幹の上方に大きな掌状の葉をつけるヤシ科の常緑高木。初夏、黄色い小花を多数つけ、球形の実を結ぶ。幹を包む繊維をロープ・ほうき・たわしなどの材料にする。ワジュロ。

ふよう【芙蓉】
夏から秋、淡紅色または白色の五弁花を開くアオイ科の落葉低木。葉は手のひら状に3~7裂する。暖地に自生し、観賞用にも栽培。 ハスの花。

ふようど【腐葉土
堆積した落ち葉が腐ってできた土。
養分が多く、空気の流通や排水がよい。園芸に用いる。

たいこうぼう【太公望
つりをする人。つりの好きな人。

いすか【交喙】
多くは冬鳥として渡来する、アトリ科の小鳥。
「いすかの嘴(はし)(=物事が食い違ってうまくいかないことのたとえ)」

ノーサイド【no side】
ラグビーで、試合が終了すること。

オフサイド【offside】
サッカー・ラグビー・ホッケーなどで、選手が競技をしてはいけない位置でプレーすること。反則の一つ。

コンバート【convert】
野球などで、選手の専門の守備位置を変えること。
ラグビーで、トライの後のゴールキックのボールがバーを越して得点すること。

かわどこ【川床(河床)】
川の底の地盤。河床(かしょう)。

おおぬさ【大幣】
大祓(おおはらえ)のときに用いる大串につけた、ぬさ。祓のあと、人々がこれを引き寄せて身のけがれをそれに移して、川に流したという。
引っ張りだこ。また、気の多いこと。

大麻、大幣(おおぬさ)
神道の祭祀において修祓に使う道具の一つで、榊の枝または白木の棒の先に紙垂(しで)または麻苧をつけたものである。白木の棒で作ったものは祓串(はらえぐし)とも言う。

大麻」(おおぬさ)という言葉
は、本来は「ぬさ」の美称である。
「ぬさ」とは神への供え物や、罪を祓うために使用する物のことであり、主として麻や木綿(ゆう)、後には布帛や紙が使われていた。そこから、神事に使う布帛や紙のことを大麻と呼ぶようになった。

アセクシャル
無性愛(むせいあい)。他者に対して恒常的に恋愛感情や性的欲求を抱かないこと。

【恒常】こうじょう
一定していて変わらないこと。

うろん【胡乱】
正体の怪しく疑わしいこと。
確かでないこと。真実かどうか疑わしいこと。乱雑であること。
「胡」は、でたらめの意。また胡 (えびす) が中国を乱したとき、住民があわてふためいて逃れたところからという説もある。

河岸段丘】かがんだんきゅう
河川に沿う階段状の地形。浸食作用により、もとの河床が現在の河床より高い台地になっているもので、土地の隆起や水量の変化などにより生じ、その回数に応じて何段かの段丘を形成する。河成段丘。