☆エリスの備忘録

個人的に読み返すための備忘録。一応公開用。

🌔不定愁訴 3

家の近くで信号待ちしてる時に携帯をいじってたら、その時はすぐに気づかなかったけど車は青信号なのに目の前に車が止まってて、顔を上げたら窓が開いててヤンキー風の男がニヤついた顔で「かわいいー」と言って走っていった
それで別の日に狭い道を歩いてたら、向こうから歩いてきた三人組の男がいて、すれ違うときに無言なんだけど醸し出す空気が尋常じゃない感じだった
なんか意識がすごくこっちに向いてるような変な感じだった
その後すれ違ったときに「車に連れ込んで…」とか
話してるのが聞こえてきて怖かった
大通りで信号待ちしてたら、黒いワゴンが通りすぎて「遊ばなーい?」とか声をかけてきたけど、そのまま走り去っていった
しばらくしたら、そいつらと思われる三人組の男が
監禁と集団レイプの罪で逮捕された
いろんな女を物色してたみたいで私は免れてよかったけど、被害に遭った女の子が可哀想


雑誌で深キョンが着てたコートがどうしても欲しくて、代官山まで電車で行った
車内が空いてたから、人間嫌いの私はパーソナルスペース確保のために先頭車両のドア付近に立ってた
そしたら高田馬場駅のホームに大勢の人がいてヤバいと思ったら、先頭のおじさんがこっちを見て、電車に乗っても奥の方に進まず私を周囲から隠すように目の前に立った
急に混雑して身動きできない状態でいたら、おじさんがスカートの上から股間を触ってきた
目の前におじさんの顔があるのが嫌で、ずっと顔を
背けてた
電車に乗ってる間、ずっと股間に手が当たってた
それ以上の動きはなかったけど、恐怖とストレスで
心臓が痛くなった
渋谷駅で降りたときに「おい」とか男が揉めてるような声が聞こえた
やっと解放されて、一瞬、前にも世話になったことあるし渋谷駅前の交番に行こうか迷ったけど、代官山のお店に予約入れてるしそのまま向かった
それで全然関係ないお店のお姉さんに「痴漢された」とか吐き出して、迷惑かけてしまった


近所にあった美容院【プログレス】は、こっちがキレるくらい強引に美容液を売りつけようとしてきたり、希望の髪型にするにはストレートパーマをかけないと無理だから今日は切れませんって言われて、「じゃあ普通に切るだけでいいですから」と何度言っても押し問答になって何も施術せずに帰らされたり、不快な思いをすることがあった
久々にその店に行ったとき、奥にあるシャンプー台に促されて歩いてたら男の美容師二人がバッて見てきたり(怖い)、担当についた男が最悪だった
人のことクレーマー扱いしたり、接客中のトーク
とにかく下品
「すごいね、うちの店の男全員とヤれるんじゃない?」(誰もそんなこと望んでない)
「とりあえず穴塞げればいいんでしょ」(はぁ?)
普段どこで遊んでるか聞かれて答えたら鼻で笑って
馬鹿にしたり、
妙なテンションでファッション誌を開いて読者モデルを指差して「この前こいつとヤッた」とか謎の報告をしたり…え?頭大丈夫?
店の外で「どこに住んでるの?」と聞かれて「あっちの方」とか適当に答えたら蛇みたいな目で探すように眺めたり、それ以来行ってないけど【プログレス】は本当に最悪な店だった


彼氏と旅行に行ったとき、とにかく炎天下でひどく
暑い日だった
旅先で服も揃わなくて、柄物だからごまかせるかなと思って、ボタニカル柄のブラウス一枚で過ごしてた
男連れだから油断してるのもあったけど
それで涼を取るためにクーラーガンガンの漫画喫茶に避難して、それぞれ椅子に座る個室に入って、料理を注文して店員から受け取った
しばらくして近くのトイレに向かったら、少し離れた所から若い男の店員がジーッとこっちを見ている
それが尋常じゃないヤバい雰囲気だったけど、私は(なんだあれ)くらいで意味がわからなかった
トイレから出てきて後から気づいたけど、注文した品を受け取ったときに角度的にノーブラの乳首が見えたかも
それで変なスイッチが入ってトイレに向かったとき、よからぬ事を考えていたのかも
いやー危ない危ない、猛暑のときくらい楽な格好させてほしいよ
別に誘ってる訳じゃないし、勝手に発情すんなし
後から彼氏にノーブラがバレて怒られた


中学生の時に下校中、人気のない道で車からごく平凡なおじさんに声をかけられた
「○○遊園地までの道を教えて」とか言われて、よく考えるとおじさん一人なのに遊園地とか不自然なんだけど、まだピュアだった私は一生懸命人の役に立とうと答えた
しばらく話してたらおじさんが「車に乗らない?」と誘ってきた
最初からそっちが目的だったんだとようやく理解して、でもどうしたらいいかわからなかった
ちょっとした無防備な好奇心もあったけど、本能的に車に乗ったら危ないと思ったし、このどこにでもいる平凡なおじさんが豹変するかもしれないし、その時、何故か私は(あ、今でかいナプキンつけてて見られたら恥ずかしいな)とかくだらないことを考えてた
無言のまま何となく歩いて道を曲がって、一方通行の道だからおじさんの車はそのままどこかに行った
もちろん車に乗らなかった判断は正しかった
それから高校生の時に駅のトイレの前で待ち伏せしてたサラリーマンに道を聞かれたけど、怪しいから無視して逃げた
道を尋ねるフリをして相手の足を止めてナンパするとか手垢にまみれた古典的なやり口だけど、人の親切心につけこんでる感じで卑怯
というか子供以外に教えてあげる必要ないと思う


中学生の時に登校中、友達と道の狭い街道を歩いてたら、友達が何かに気づいて耳打ちしてきた
その道沿いのアパートの通路で、冴えない男が双眼鏡を覗いて道の方を見ていた
その時は、私達と前の子達くらいで女子生徒しかその道にいなかった
通学中の女子中学生の後ろ姿を観察してたんだろうけど、スカートのひらひらとか生足でも見てるのかね、わざわざ双眼鏡まで使って
その行動がキモい、というか男ってキモい
その街道は結構混むんだけど、帰り道に一人で歩いてたら、走って歩行者を追い抜くはずの車が急ブレーキをかけて横に止まったりとかあって怖かった


大学の帰り、夕方でそれなりに混んでる中央線のホームで電車を待ってたら、隣の列のセカンドバッグのおじさんがひらっひらのスカートの女の子が歩いてくのをジーッと見てた
それで電車が到着したら、おじさんが隣の列から急にこっちに来て、私が乗るのを後ろで待ってる感じでそれが怪しかったから乗るのをやめたら、おじさんが(あれ?)みたいな顔してた
ホームに残って次の電車に乗ったけど、あのまま普通に乗ってたら尻でも触られてたかもしれないし、いい判断だったという事で
なるべく面倒事とストレスは避けたいし
そうでなくてもその日は暑くて、バスを待ってたら赤信号で止まってる車から男にガン見されるし、電車の中で若い男二人組に「かわいい」「ほんとだ」とか言われて気まずくなるし、途中から乗ってきた女二人と何故か向かい合う形で三美神フォーメーション状態になったり(なんとなく守ってくれてるような感じもしたけど)、いろいろ疲れた