☆エリスの備忘録

個人的に読み返すための備忘録。一応公開用。

🌔不定愁訴 4

家族旅行で海沿いのホテルに泊まったら、やけに海が荒れてて不穏な景色だった
父のいびきがうるさくて寝不足で、翌日は体調不良になったり、いろいろトラブルが多い旅でストレスを抱えながら帰宅した
その頃は夏で、メッシュ地のスポーツウェアのTシャツ一枚で夜ベッドで寝てた
気がついたら誰かが、両方の乳首をさわさわしてる
寝てるんだけど、夢の中じゃなくて実際に触られてる感覚があった
左手で「うーん」と無意識に払ったら、その誰かの腕に当たった
人間の腕の内側の固い部分の感触がはっきりあった
そしたら軽い力で首をグッと絞められた
そこから意識が遠のいて記憶がない
その時は窓もドアも閉まってたし物音ひとつしなかったけど、ベッドの側の空気が異様に重かった
生身の人間じゃないけど、そこに「誰か」がいるような気配がした
朝起きてからいろいろ思い出して怖くなった
旅先から連れて帰ってきちゃったのかな
痴漢ユーレイ?勝手に部屋に入って許可なく触るとか、実体がないからってやりたい放題じゃないの、
随分失礼な霊だな


小さい頃、夕方にやっていたシティーハンターのアニメの再放送を姉と一緒に見ていたら、突然画面に髭で長髪の太った男の実写映像がドアップで映った
紫色の服を着ていて、動きはなく静止画だったと思うけど、体感的には1秒くらいに感じた
姉に「今なんか映ったよね、変だったよね」と聞いたら、姉は気づいていなかった
後からそれが、制作スタッフが差し込んだオウムの
麻原のサブリミナル映像だと知ったけど、全然一瞬
な感じがしなかった
今でも何となく残像が残ってる