☆エリスの備忘録

個人的に読み返すための備忘録。一応公開用。

🔷辞書 18

エビデンス【evidence】
証拠。証言。医学で、臨床結果などの科学的根拠。
その治療法がよいとされる証拠。
エビデンスベーストメディシン。

デウス・エクス・マキナdeus ex machina】
《機械仕掛けの神の意》
古代ギリシャ劇の終幕で、上方から機械仕掛けで舞台に降り、紛糾した事態を円満に収拾する神の役割。
転じて、作為的な大団円。

グラン・ギニョール【Grand-Guignol】
フランス、パリに19世紀末から20世紀半ばまで存在した大衆芝居・見世物小屋のグラン・ギニョール劇場のこと。転じて、「荒唐無稽な」「血なまぐさい」「こけおどしめいた」芝居のことをいう。
フランスの大衆劇で、コメディと恐怖心をそそるドラマとを合わせた一種の恐怖劇。

ヴェリズモ・オペラ【verismo opera
1890年代から20世紀初頭にかけてのイタリア・オペラの新傾向。
同時代のヴェリズモ文学に影響を受け、内容的には市井の人々の日常生活、残酷な暴力などの描写を多用すること、音楽的には声楽技巧を廃した直接的な感情表現に重きを置き、重厚なオーケストレーションを駆使することをその特徴とする。

【道化師】
ルッジェーロ・レオンカヴァッロが作曲、1892年に初演された全2幕からなるオペラ。マスカーニの「カヴァレリア・ルスティカーナ」と並んで、ヴェリズモ・オペラの代表作として名高い。

アパッシュ【Apache
19世紀末から20世紀初頭のパリにおいて、路地裏で強盗などの犯罪に手を染めていた若者の総称。現在では、日本語の「ならず者」や「チンピラ」に近い意味で使われる。

メタモルフォーゼ【(ドイツ)Metamorphose
変容。変身。転生。

トロンプ・ルイユ【(フランス)trompe-l'œil】
《人目を欺く意》
実物と見まがうほど写実的な絵画。その技法。古くは古代ギリシャ絵画にみられ、ルネサンス期では、建築物の壁面に大理石の模様や彫刻作品を描き込むなどの表現も行われた。だまし絵。

アルベド【albedo】
惑星や衛星に入射する太陽光のエネルギーと、反射光のエネルギーとの割合。一般に大気が多いほど大きく、地球は0.30、月は0.07。反射能。
柑橘類の果実の皮にある、白い繊維状の組織。

ロディアード【Hérodiade】
マラルメによる未完の詩の草稿群。1860年代半ばから断続的に書き進められたが、著者のその他の作品群同様、完成には至らなかった。生前に発表されたのは「舞台(Scène)」のみ。

テロメア 【telomere)】
真核生物の染色体の末端部にある構造。染色体末端を保護する役目をもつ。telomere はギリシア語で「末端」を意味する τέλος (telos) と「部分」を意味する μέρος (meros) から作られた語である。
末端小粒(まったんしょうりゅう)とも訳される。

ヌーベルキュイジーヌ 【nouvelle cuisine】
フランス語で「新しい料理」 を意味し、料理や見せ方などの方法・スタイルの一つ。 キュイジーヌ・クラシック(英語版)やオートキュイジーヌと呼ばれる正餐用の料理に比べて、軽く繊細で、印象的な盛りつけ方に特徴がある。

マニピュレーター【manipulator】
離れた所で操作して人間の手と似た動作をさせ、手作業の代行に用いる装置。マジックハンド。

ハイエンド【high-end】
高性能、あるいは最高級であるさま。
パソコンや家電製品などの一連のシリーズの中で最も性能の高い、高価格な製品。→ミドルレンジ →ローエンド

コンバージョン【conversion】
変換。転換。変化。改造。改装。改変。
コンピューターで、異なる機種間でも使用できるように、プログラムやデータの形式を変えること。

コンバーチブル【convertible】
変換できること。
折りたたみ式の幌が付いていてオープンカーにできる自動車。カブリオレ

パッカブル【packable】
小さく折りたためること。

アグリー【agree】
同意すること。承諾すること。

ほろ【幌/母衣】
風雨・日光・ほこりなどを防ぐために車にかけるおおい。
母衣蚊帳 (ほろがや) に用いる布。

しょうじょうるてん【生生流転】
万物が限りなく生まれ変わり死に変わって、いつまでも変化しつづけること。せいせいるてん。

そせいらんぞう【粗製濫造/粗製乱造】
粗悪な品をむやみにつくること。

せいこくをいる【正鵠を射る】
物事の急所を正確につく。正鵠を得る。

こんごうふえ【金剛不壊】
きわめて堅固で、こわれないこと。

かんかんがくがく【侃侃諤諤】
正しいと思うことを堂々と主張するさま。盛んに議論するさま。

こころね【心根】
心の奥底。本当の心。真情。本性。

斜に構える(しゃにかまえる、はすにかまえる)
剣道で、刀を斜めに構える。
身構える。改まった態度をする。
物事に正対しないで、皮肉やからかいなどの態度で臨む。

シンクタンク
政治、経済、科学技術など、幅広い分野にわたる課題や事象を対象とした調査・研究を行い、結果を発表したり解決策を提示したりする研究機関のことです。think tankという言葉通り、頭脳集団などと表現されることもあります。

【シンジケート】
共同販売を行う企業連合。また、その中央機関。
社債や株式の発行を引き受けるために連合した銀行など金融業者団。

たか【多寡】
多いことと少ないこと。

くけい【矩形】
長方形。レクタングル

びじょうふ【美丈夫】
美しくりっぱな男子。

けんのん【剣呑/険難】
《けんなん(剣難)の音変化という》
危険な感じがするさま。不安を覚えるさま。

ていげん【逓減】
数量がしだいにへること。また、しだいにへらすこと。漸減 (ぜんげん) ⇔逓増。

がんい【含意】
表面に現れない意味を含みもつこと。
インプリケーション。
論理学で、任意の命題p・qについて、pが真であれば常にqも真であるとき、pはqを含意するという。

どうびょうあいあわれむ【同病相憐れむ】
《「呉越春秋」闔閭内伝から》
同じ病気、同じ悩みや苦しみをもつ人は互いにいたわりあい、同情しあう。

がかい【瓦解】
一部の瓦のくずれ落ちることが屋根全体に及ぶように、ある一部の乱れ・破れ目が広がって組織全体がこわれること。

あまねく【遍く/普く】
もれなくすべてに及んでいるさま。広く。一般に。

このたび【此の度】
今度。今回。こたび。

【ブラフ】
はったり。威勢。こけおどし。

ふおんとう【不穏当】
さしさわりがあって適当でないこと。
おだやかでないこと。

おんとう【穏当】
おだやかで無理がないこと。
すなおでおとなしいさま。

きざはし【階/段階】
階段。きだはし。