☆エリスの備忘録

個人的に読み返すための備忘録。一応公開用。

🔷辞書 5

あえか
か弱く、頼りないさま。きゃしゃで弱々しいさま。「あえかに咲く花」

せいこくをいる【正鵠を射る】
物事の急所を正確につく。正鵠を得る。

きかおくべし【奇貨居くべし】
《秦の商人呂不韋 (りょふい) が趙に人質になっていた秦の王子子楚 (しそ) を助けて、あとでうまく利用しようとしたという「史記呂不韋伝の故事から》
珍しい品物は買っておけば、あとで大きな利益をあげる材料になるだろう。
得がたい好機を逃さず利用しなければならない意にいう。

G線上のアリア
《(ドイツ)Arie auf G G線は「ゲーせん」とも》
バッハの管弦楽組曲第3番の第2曲。
「アリア」を、アウグスト=ビルヘルミがバイオリン独奏用に編曲した小品。原曲のニ長調からハ長調に移調されており、バイオリンのG線(最も低い弦)のみで演奏できる。

トロイメライ【(ドイツ)Träumerei】
《夢・夢想の意》
シューマンピアノ曲集「子供の情景」の第7曲。

シナジーsynergy
筋肉などの共動作用。または、薬品などの相乗作用。
経営戦略で、各部門の相乗作用を活用した効果として利益を生みだすこと。

しっこく【桎梏】
《「桎」は足枷、「梏」は手枷の意》
人の行動を厳しく制限して自由を束縛するもの。

うきせいこう【雨奇晴好】
《蘇軾「飲湖上初晴後雨」の「水光瀲灔 (れんえん) として晴れて方 (まさ) に好し、山色空濛 (くうもう) として雨も亦 (また) 奇なり」から》
晴れても雨でも、それぞれによい景色で趣のあること。晴好雨奇。

ほうらつ【放埒】
《馬が柵である埒 (らち) からはなれ出る意》
勝手気ままでしまりのないこと。
身持ちの悪いこと。酒色にふけること。

みもち【身持(ち)】
日常の身の処し方。異性との交際についていうことが多い。品行。妊娠すること。

はくへいせん【白兵戦】
刀・剣・槍などの白兵を手にして行う戦い。至近距離での戦闘。

さんしん【三線
沖縄県および奄美群島で用いる弦楽器。三味線を小ぶりにした形で、両面に蛇皮を張った木製の胴に棹をつける。14世紀末に中国の三弦が伝わったものといわれ、のち日本に渡って三味線の母胎となった。蛇皮線 (じゃびせん) 。

コロンブスの卵
《大陸発見はだれにでもできると評されたコロンブスが、卵を立てることを試みさせ一人もできなかった後に卵の尻をつぶして立てて見せたという逸話から》
誰でもできそうなことでも、最初に行うことは難しいということ。